お風呂のガス代は1ヶ月いくら?都市ガスの平均料金やシャワーとの比較、節約方法を解説

更新日:2026年8月12日
都市ガスでお風呂を沸かすイメージ

毎日の入浴で気になるのがガスの料金です。本記事では、都市ガスにおいてお風呂1回あたりや1ヶ月にかかるガス代の目安を、世帯人数別に分かりやすく解説します。

シャワーとのコスト比較や、今日から実践できる具体的な節約方法、プロパンガスとの料金差も紹介するため、効率よく光熱費を抑える具体的な手順が分かります。

この記事でわかること/解決できること

  • 戸建または分譲マンションに住むファミリー層の世帯主
  • 新居への入居や住み替えをきっかけに、都市ガス契約を検討している人
  • 光熱費の見直しや生活サービスの一括管理をしたい人
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目次

お風呂のガス代はいくら?都市ガスの1ヶ月の料金目安

都市ガスにおけるお風呂1ヶ月分に相当するガス代は、入浴頻度や家族構成により異なります。

お風呂1回にかかるガス代の目安

都市ガスでお風呂を1回沸かす場合のガス代は、約85円が目安となります。浴槽の容量を200Lとし、水温を20度上昇させる条件で試算した金額です。

なお、水温が下がる冬場は、お湯を沸かすためにより多くのエネルギーを消費するため、1回あたりのガス代が100円以上になることもあります。

毎日お風呂に入った場合の1ヶ月・1年間のガス代

毎日お湯を溜めて入浴した場合、1ヶ月のガス代は約3,990円から8,490円(1人~4人家族)となります。これを1年間に換算すると、約4万8,545円から10万3,295円の負担です。ただし、この試算は年間を通じて水温や気温が一定であると仮定した金額となります。

実際には、夏場は水温が高いためガス代が抑えられる月がある一方で、水温の低下に加えて暖房器具を使用することも重なり、冬(1〜3月)のガス代は夏(7〜9月)の約2倍になることもあります。

1人暮らし・2人暮らし・家族のガス代平均

世帯人数ごとの1ヶ月におけるお風呂のガス代平均は、入浴習慣によって変動します。1人暮らしの場合、お風呂にかかるガス代の平均は約3,990円です。

2人暮らしでは、入浴時間のずれによる追い焚きが発生しやすくなり、約5,490円程度に上昇します。3~4人の家族世帯になると、人数分のシャワー利用や複数回の追い焚き、お湯の追加が必要となるため、6,990円から8,490円程度が目安となります。

お風呂とシャワーはどちらが安い?

シャワーは15分流し続けると浴槽の湯量とほぼ同じになりますが、さらに出しっぱなしにする時間が長引き、ガス代が浴槽のコストを超える場合は、湯船を溜める方が安くなります。

シャワーの時間別ガス代の目安

都市ガスにおけるシャワーのガス代の目安は以下の通りです。

  • 5分間:約16円
  • 10分間:約33円
  • 15分間:約49円

15分間流し続けると約180Lとなり、浴槽1杯分の湯量とほぼ同じになりますが、さらに出しっぱなしにする時間が長くなると、浴槽にお湯を溜めるよりもガス代が高くなります。そのため、複数人が長時間使用する環境では、湯船を沸かした方が安価に抑えられます。

追い焚きとシャワーはどちらが安い?

浴槽に張った約200Lのお湯を20℃温め直す追い焚きにかかる都市ガス代は、約85円が目安です。

一方、シャワーのガス代は5分で約16円、10分で約33円、15分で約49円、20分で約66円程度となります。25分では約82円、30分では約99円となるため、25分前後が追い焚きと同程度のコストの目安です。

そのため、短時間のシャワーで済ませる場合はシャワーの方が安くなりますが、シャワーを長時間使用する場合は、追い焚きの方がガス代を抑えられることがあります。家族で入浴する場合は、入浴人数やシャワーの使用時間に応じて使い分けるとよいでしょう。

お風呂のガス代が高くなる理由

湯温低下による追い焚きの多用、高すぎる給湯設定温度、家族の入浴時間がバラバラであることが原因です。

追い焚き回数が多い

浴槽の湯温が下がった際に追い焚きを繰り返すと、その都度都市ガスを消費するため料金が高くなります。特に冬場は外気温の低下に伴いお湯が冷めやすく、追い焚きに必要なエネルギーも増加します。

1回あたりの料金は少額でも、毎日複数回繰り返すことで1ヶ月のガス代が大幅に膨らむ原因となります。

給湯温度が高すぎる

給湯器の設定温度がそのまま出湯温度となる単水栓では、設定温度を必要以上に高くするとガス代がかさむ要因になります。例えば42℃以上に設定していると、水を温めるためにより多くの都市ガスを消費するためです。

単水栓を使用している場合は、お風呂やシャワーで快適に使える38~40℃程度を目安に設定温度を見直すことで、無駄なガス消費を抑えられる可能性があります。

家族の入浴時間がバラバラ

家族それぞれの入浴時間に大きな間隔が空くと、浴槽内のお湯が自然と冷めてしまいます。お湯が冷めるたびに溜め直したり追い焚きをしたりする必要が生じるため、効率が悪くなり都市ガスの消費量が増加します。

世帯人数が多い家庭ほど入浴時間の管理がなされていない場合、1ヶ月のガス代が高くなる傾向にあります。

追い焚き・保温・お湯の入れ替えはどれが安い?

最も安い方法は追い焚きであり、自動保温や新しくお湯を入れ替える方法はガス代が高くなる傾向にあります。

3つのガス代を比較

お風呂を温める3つの方法における都市ガスの料金を比較します。

  • 追い焚き(1回・約200Lを20度加熱):約85円
  • 自動保温(4時間・1時間ごとに4回保温):約32円
  • お湯の入れ替え(1回):約85円

この条件では、最もガス代を抑えられるのは自動保温です。一方、追い焚きとお湯の入れ替えのガス代はほぼ同程度ですが、お湯を入れ替える場合は新たに約200Lの水を使用するため、水道代も別途かかります。

家族の入浴間隔やお湯の冷め具合に応じて、保温・追い焚き・入れ替えを使い分けることが、光熱費全体の節約につながります。

家族構成によってお得な方法は変わる

世帯人数や入浴の間隔によって適切な方法は異なります。1人暮らしや全員が連続して入浴できる家庭では、湯温が下がりにくいため1回あたりの費用が安い追い焚きが適しています。

一方で、入浴時間が数時間以上空く家族構成の場合は、自動保温を使い続けるよりも一度切って入浴直前に追い焚きをする、またはお湯を入れ替える方が都市ガス代の抑制につながります。

お風呂のガス代の節約方法

給湯温度を下げて間隔を空けずに連続入浴し、保温シートや節水シャワーヘッドを活用することが有効です。

追い焚き回数を減らす

浴槽のお湯を温め直す追い焚きを減らすことが、ガス代を直接抑える効果的な対策です。お湯が冷める前に素早く入浴を済ませることで、都市ガスの消費を最小限にとどめられます。特に冷え込みが厳しい冬場は湯温の低下が早いため、意識して追い焚きの回数を減らす意識が重要です。

給湯温度を見直す

給湯器の設定温度を適切に管理することが求められます。設定温度を42度などの高温から38度から40度程度に下げるだけで、都市ガスの消費量を確実に削減可能です。シャワーや洗面台で使用するお湯の温度も連動して下がるため、家計全体の光熱費の負担を軽減する効果があります。

家族で続けて入浴する

同居する家族がいる場合は、間隔を空けずに連続して入浴することが有効な節約策となります。前の人が上がった後すぐに入浴すれば、浴槽のお湯が冷めるのを防げるため、追い焚きや自動保温に必要な都市ガスを節約できます。家族間で声を掛け合い、入浴時間を合わせる工夫が大切です。

節水シャワーヘッドや保温シートを使う

便利なグッズを導入することも効果を発揮します。節水シャワーヘッドに交換すれば、お湯の使用量を30〜50%程度カットできるため、同時にガス代の削減につながります。また、お湯を張った浴槽に保温シートを浮かべてフタを閉めることで、熱が逃げるのを防ぎ、追い焚きをする頻度を大幅に減らすことが可能です。

都市ガスとプロパンガスの料金差

プロパンガスは都市ガスに比べて基本料金や単価が高く、お風呂のガス代が約1.8〜2倍になります。

都市ガスとプロパンガスのガス代比較

都市ガスとプロパンガスでは、料金の仕組みや単価が大きく異なります。一般的に都市ガスはプロパンガスに比べて基本料金および従量料金が安価に設定されています。

お風呂1回にかかるガス代で比較した場合、プロパンガスは都市ガスの約1.8〜2倍の費用がかかるケースが多く、毎月の固定費に大きな差が生じます。

都市ガスへの切り替えを検討する目安

プロパンガスから都市ガスへの切り替えは、毎月のお風呂のガス代負担を軽減する有効な手段となります。特に世帯人数が多くお湯の使用量が多い家庭や、毎月のガス代が1万円を超えている場合は、切り替えによる節約効果が高いです。

ただし、自宅の前面道路に都市ガスの配管が通っていることが条件となります。

まとめ

都市ガスにおけるお風呂のガス代は1回あたり約85円で、1人暮らしなら1ヶ月では約3,990円が目安となります。シャワーを15分間以上連続で使用すると湯船を溜めるよりも高くなるため、入浴方法の選択が重要です。

お風呂のガス代を抑えるためには、設定温度を適切に見直すことや、家族が間隔を空けずに連続して入浴することが効果を発揮します。さらに、節水シャワーヘッドや浴槽保温シートなどの便利グッズを活用し、日々の入浴習慣を工夫することで、1ヶ月の光熱費を効率よく削減可能です。

ガス代を長期的に見直したい場合は、料金プランや契約先を見直すことも有効です。ガスワン(Gas One)では、LPガス・都市ガスに加え、エネワンでんきによる電気とのセット契約にも対応しており、光熱費をまとめて管理できます。ガスや電気の契約を見直したい方は、自宅の利用状況に合ったプランがあるか、ぜひ一度チェックしてみてください。