お風呂のガス代の節約に役立つグッズ|節約方法も解説

更新日:2026年8月6日
お風呂のガス代を節約するイメージ

お風呂のガス代が予想以上に高くなり、悩んでいる人は少なくありません。ガス代が上昇する原因を正しく把握し、日々の入浴習慣を少し見直すだけで、毎月の光熱費を効果的に抑えられます。この記事では、今日から実践できる具体的な節約方法や、湯温の低下を防ぐ保温グッズについて解説します。

この記事でわかること/解決できること

  • 戸建または分譲マンションに住むファミリー層の世帯主
  • 新居への入居や住み替えをきっかけに、都市ガス契約を検討している人
  • 光熱費の見直しや生活サービスの一括管理をしたい人
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目次

お風呂のガス代が高くなる原因

毎月の光熱費のなかで、お風呂のガス代が占める割合は大きい傾向があります。まずは、どのような要因でお風呂のガス代が上昇してしまうのか、具体的な原因を解説します。

ガスの使用量の増加

お風呂で使用するガスの量が増えることは、ガス代が高くなる直接的な原因です。特に水温の低下に加えて暖房器具を使用することも重なり、冬(1〜3月)のガス代は夏(7〜9月)の約2倍になることもあります。

また、追い焚きの回数が増えたり、シャワーを流し続けたりすることも要因です。家族の入浴間隔が空いてお湯が冷め、温め直す頻度が増えることや、世帯人数の増加にともなう使用量の変化も影響します。日常の使い方を見直すことが大切です。

ガス料金の値上げ

ガス料金の改定にともなう単価の上昇も、お風呂のガス代が高くなる要因です。近年、原油や天然ガスといった燃料の輸入価格が変動しており、各ガス会社は料金の調整を実施しています。

使用しているガスの量自体が変わっていなくても、基本料金や従量料金の単価が引き上げられることで、毎月の請求額は高くなります。特に冬場など使用量が増える時期と重なると、料金の値上げによる影響をより強く感じることになります。

給湯器の熱効率の低下

給湯器の経年劣化にともなう熱効率の低下も、お風呂のガス代が高くなる原因のひとつです。一般的に給湯器の寿命は10年程度とされており、長く使用を続けることで内部の部品が消耗し、熱効率が落ちることがあります。

熱効率が低下すると、設定温度までお湯を温める際により多くのガスが必要になり、結果として料金が上昇します。同じ使い方をしていてもガス代が上がっている場合は、機器の点検や交換を考慮することが大切です。

プロパンガスへの切り替え

プロパンガスへの切り替えも、お風呂のガス代が高くなる原因のひとつです。一般的にプロパンガスは、都市ガス(2017年の小売全面自由化により現在はどちらも自由料金制)とは異なり、昔から自由料金制が採用されています。配管の設置費用や配送コストが基本料金や従量料金に上乗せされるため、都市ガスに比べて単価が約1.8〜2倍高く設定されている傾向があります。

そのため、都市ガスからプロパンガスへ切り替えた場合、お風呂で使う湯量が同じであっても毎月のガス代が大幅に上昇することがあります。

お風呂で実践できるガス代の節約方法

毎日の入浴習慣を少し見直すだけで、お風呂にかかるガス代は減らせます。ここでは、無理なく継続できて効果が実感しやすい節約方法を解説します。

給湯温度を下げる

給湯器の設定温度を下げることは、お風呂のガス代を抑えるために効果的です。例えば、設定温度を42℃から40℃へ2℃下げるだけで、お湯を沸かす際に消費されるガスの量を減らせます。

特に毎日お湯を使用するお風呂では、わずかな温度調整であっても、数か月から1年といった長期的な視点で見ると大きな節約につながります。熱すぎない適温に調整することは、肌への刺激を抑えるという面でも利点があります。

シャワーの時間を見直す

シャワーを使う時間を短くすることは、ガス代だけでなく水道代の削減にも直結する対策です。例えば、シャワーを10分間使用すると約120L、20分間では浴槽1杯分(約200L)を上回る約240Lのお湯を消費することになります。

髪や体を洗っている間など、不要なタイミングでお湯を止める習慣をつけることが大切です。シャワーを使う時間を毎日1分間短縮するだけで、年間で数千円規模の節約につながる試算もあります。家族で意識を共有しましょう。

追い焚きの回数を少なくする

浴槽の追い焚き回数を減らすことは、お風呂のガス代を節約する上で効果的です。お湯を沸かし直す追い焚き機能は、冷めた水温を上げるために多くのガスを消費します。

家族が間隔を空けず続けて入浴すれば、お湯が冷める前に浸かれるため、追い焚き自体の必要性が低くなります。また、浴槽にフタをこまめに閉めるだけでも放熱を防ぎ、湯温を維持しやすくなります。どうしても間隔が空く場合は、追い焚きをする前に設定温度を確認し、必要以上に高い温度に設定していないか見直すことが重要です。

自動保温の機能をオフにする

浴槽の自動保温機能をオフにすることは、お風呂のガス代を抑えるために有効な対策です。自動保温が有効になっていると、お湯の温度が下がるたびにセンサーが感知し、自動で追い焚きが繰り返されます。

入浴する間隔が空く場合や、家族の人数が少ない場合は、自動保温の機能によって知らないうちにガスが消費されてしまいます。お湯が冷めたときはその都度手動で温め直すか、浴槽にフタを閉めて熱を逃がさないように工夫することが大切です。

浴槽の湯量を減らす

浴槽に張るお湯の量を減らすことは、お風呂のガス代と水道代を同時に削減できる方法です。自動湯張りの設定を一段階下げる、あるいは手動で溜める際に湯量を数センチメートル低めに設定するだけで、沸かすために必要なガスの消費量を抑えられます。

湯量を減らすと肩まで浸かりにくくなる場合は、半身浴をするのがおすすめです。時間をかけて入浴することで、体を芯から温められます。毎日の習慣にすることで、手軽に光熱費を節約できます。

入浴中は換気扇の使用を控える

入浴している最中に換気扇の稼働を止めることは、お風呂のガス代を抑える方法のひとつです。浴室の換気扇を回したまま入浴すると、浴室内にある温かい空気が外へ排出され、代わりに外の冷たい空気が入り込みます。

これにより浴室全体の温度が下がるだけでなく、浴槽のお湯やシャワーの温度も冷めやすくなり、追い焚きによるガスの消費につながります。入浴中は換気扇を停止させ、浴室内の熱気や蒸気を保つことで、湯温の低下を防げます。

お風呂のガス代の節約に役立つグッズ

入浴習慣の見直しに加え、便利なアイテムを取り入れることで、さらに効率よくガス代を削減できます。

節水シャワーヘッド

お風呂のガス代と水道代を効率よく抑えるために、節水シャワーヘッドの導入が有効です。通常のシャワーヘッドから交換するだけで、お湯の流出量を約30%から50%程度削減できる製品が多く展開されています。

水圧を維持する構造のため、使い心地を損なわず、手元の止水ボタンでこまめな開閉が可能です。市販の製品は数千円から購入でき、一度設置すれば長期的にガスと水の消費を抑えられるため、手軽に取り組める節約方法の一つです。

アルミ風呂シートと保温用のフタ

浴槽のお湯が冷める速度を遅くするために、アルミ風呂シートと保温用のフタを併用することは効果的です。お風呂の熱は大部分が水面から空気中へと逃げていくため、お湯の表面に直接シートを浮かべることで放熱を遮断できます。

その上からさらにフタを閉めることで保温効果がより高まり、追い焚きにかかるガス代を減らせます。シートはアルミの面を下に向けてお湯に密着させると、高い保温効果が得られます。アルミ風呂シートは、100円ショップなどでも購入可能です。

まとめ

お風呂のガス代が高くなる原因を理解し、日々の使い方を見直すことで、効果的な節約が可能です。特に冬場の水温低下や、追い焚き、自動保温の繰り返し、シャワーの流しっぱなしなどは、ガス代を大きく引き上げる要因となります。

これらを防ぐためには、給湯温度を2℃下げる、シャワーの時間を短縮する、入浴間隔を空けないといった、意識的な行動が重要です。さらに、節水シャワーヘッドやアルミ風呂シートなどの便利なグッズを取り入れることで、無理なく光熱費を抑えられます。まずは手軽に実践できる方法から始め、毎月の負担を軽減させましょう。

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