二人暮らしで毎日お風呂に入るとガス代はいくらになる?平均額や節約術を解説

更新日:2026年7月30日
お風呂にお湯を張るイメージ

二人暮らしで毎日お風呂に入ると、ガス代がいくらになるのか気になる方も多いのではないでしょうか。本記事では、都市ガスとプロパンガスにおける二人暮らしの平均額を徹底比較します。さらに、ガス代が高くなる原因や、今日から実践できる具体的な節約術も分かりやすく解説します。

この記事でわかること/解決できること

  • 戸建または分譲マンションに住むファミリー層の世帯主
  • 新居への入居や住み替えをきっかけに、都市ガス契約を検討している人
  • 光熱費の見直しや生活サービスの一括管理をしたい人
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目次

ガス代の基本的な仕組み

毎月支払うガス代は、「基本料金」と「従量料金(±原料費調整額)」を合計して計算されます。

基本料金とは、ガスの使用量にかかわらず毎月一定額を支払うものです。一方、従量料金は使用したガスの量に応じて変動します。また、従量料金の単価は原料費の変動に合わせて、毎月調整される仕組みです。

二人暮らしで毎日お風呂に入る場合のガス代の平均額

二人暮らしで毎日浴槽にお湯を張る場合のガス代の平均を解説します。家庭で使用されるガスには「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類があり、それぞれ相場が異なります。

都市ガスの場合

都市ガスを契約している二人暮らし世帯では、毎日お風呂にお湯を張る場合のガス代は5,490円が相場です。

都市ガスは料金体系が比較的低く抑えられているため、毎日入浴してもプロパンガスより負担が少ない点が特徴です。

※参考:お風呂のガス代はいくら?かかる料金と簡単な節約方法を徹底解説!|一般社団法人プロパンガス料金消費者協会

プロパンガスの場合

プロパンガスを契約している二人暮らし世帯では、毎日お風呂にお湯を張る場合のガス代は10,200円が相場です。

プロパンガスはインフラの配送コストなどが上乗せされるため、都市ガスと比較して基本料金や従量料金が約1.8〜2倍高くなる傾向があります。ただし、プロパンガスの相場には地域差があります。

※参考:お風呂のガス代はいくら?かかる料金と簡単な節約方法を徹底解説!|一般社団法人プロパンガス料金消費者協会

シャワーで済ませる場合との比較

二人暮らしで毎日浴槽にお湯を張る場合と、シャワーのみで済ませる場合のガス代の相場を比較すると、以下の通りです。

都市ガス プロパンガス
お湯を張る場合5,490円10,200円
シャワーで済ませる場合3,000円5,580円

※参考:お風呂のガス代はいくら?かかる料金と簡単な節約方法を徹底解説!|一般社団法人プロパンガス料金消費者協会

シャワーのみで済ませる場合は、毎日お湯を張る場合と比べてガス代が半額程度になることが分かります。

ただし、シャワーの使用時間によっては、浴槽にお湯を張るよりもガスの使用量が増加する可能性があります。そのため、単純に浴槽入浴を避けるだけで、ガス代を削減できるとは限りません。

二人暮らしでガス代が高くなる原因

ここからは、二人暮らしの世帯において、ガス代が平均よりも高くなる原因を解説します。

お風呂に入るタイミングに差がある

生活リズムの違いなどでそれぞれの入浴タイミングにずれがあると、自動保温機能や追い焚き機能によるガスの消費量が上がってしまいます。

特に、冬場は外気温が低いため、入浴の間隔が少し空いただけでお湯が冷めてしまうことがあります。

お湯の使用量が多い

平均よりもガス代が高い場合は、お湯の使用量が多い可能性も考えられるでしょう。シャワーを流しっぱなしにしたり、お湯を浴槽から溢れるほど張ったりすると、お湯の使用量に比例してガスの消費量も増加します。

特に二人暮らしでは、個々が意識せずにお湯を使い続けることで、全体の湯量が想定以上に膨らみやすい傾向があります。ガス代だけでなく水道代の負担も増すため、節水を意識することが大切です。

プロパンガスを契約している

前述の通り、プロパンガスには各家庭へボンベを直接配送する人件費や車両維持費が料金に上乗せされるため、都市ガスと比べてガス代が高くなる傾向があります。

そのため、湯量や使用頻度が同じでも、都市ガスがプロパンガスに変わるだけで、毎月の負担は大きく増加します。例えば、都市ガスの物件からプロパンガスの物件に引っ越したケースなどが考えられるでしょう。

生活スタイルはそのままなのに、引っ越しと同時にガス代が高くなったという場合は、物件が契約しているガスの種類を確認してみましょう。

給湯器が古い

古い給湯設備を使い続けることも、ガス代が高くなる原因のひとつです。設置から10年以上が経過している給湯器は、経年劣化により熱効率が低下している可能性があります。熱効率が落ちると、お湯を沸かす際に通常より多くのガスを消費するため、ガス代が高くなります。

給湯器が古い場合は、ガス代を約13%削減できる省エネタイプの新しい機器(エコジョーズ)に交換するとよいでしょう。

「追い焚き」と「お湯の張り直し」はどちらがお得?

完全に冷めきったお湯を追い焚きする場合と、浴槽に新しくお湯を張り直す場合とでは、後者の方がガス代を抑えられる傾向があります。ただし、両者のガス代の差はそれほど大きくありません。

また、お湯張りはガスだけでなく多くの水を必要とするため、水道代も考慮する必要があります。お湯の冷め具合や衛生面なども加味して、適切な方法を選択しましょう。

二人暮らしのお風呂のガス代を節約する方法

お風呂のガス代は、日々の入浴習慣を少し見直すだけで削減できる場合があります。ここからは、二人暮らしのお風呂のガス代の節約術を解説します。

入浴する時間を合わせる

二人暮らし世帯では、それぞれが間隔を空けずに入浴することが、ガス代の節約につながります。

前の人が浴室から出たあとは、浴槽内のお湯が冷めきる前になるべく連続して入浴しましょう。これにより、追い焚きやお湯の張り直しの回数を減らせるため、ガス代を効果的に削減できます。

お湯の量や設定温度を調整する

浴槽に張る湯の量を少し減らしたり、設定温度を1度下げたりするのも効果的です。設定温度を41度から40度に下げるだけで、お湯を沸かす際に消費されるガスの量を削減できます。

毎日の入浴において、無理のない範囲で湯量や温度を適切に管理することが、確実な節約につながります。

保温グッズを使用する

浴槽の温度低下を防ぐために、保温シートや風呂ふたといった便利グッズを活用するのもおすすめです。熱が外へ逃げるのを防ぐことで湯の温度を長時間維持できるため、ガス代の節約に直結します。

節水タイプのシャワーヘッドに交換する

シャワーヘッドを節水タイプのものに交換すると、ガス代と水道代を同時に削減できます節水シャワーヘッドは、水量を制限しつつも水圧を維持する構造になっており、お湯の使用量を30〜50%程度カットできます。これにより、シャワーを浴びる際に必要となるガス消費量を自然と抑えることが可能です。

ガス会社や料金プランを見直す

契約しているガス会社や料金プランを変更することで、基本料金や従量料金の単価を下げられる場合があります。ガス小売全面自由化に伴い、さまざまな企業がガス事業へ参入しました。

電気とのセット割引など、お得なプランなどを選択することで、毎月のガス代を効果的に抑えられます。現在のライフスタイルや使用量に合わせて複数の会社を比較し、最適なプランを選択することが大切です。

【注意】賃貸はガス会社を自由に変更しにくい

賃貸物件に住んでいる場合、入居者が個人の判断でガス会社を自由に変更することは困難です。アパートやマンションなどの賃貸物件では、建物全体で一括して特定のガス会社と契約を結んでいることが一般的です。

個別の部屋だけ契約を切り替えることは、配管の管理や規約の関係上、原則として認められません。ガス会社を変更したい場合は、大家や管理会社との交渉が必要となります。

日々の工夫では対策しきれない場合は引っ越しも手段のひとつですが、引っ越し費用などのトータルのコストも考慮した上で選択しましょう。

まとめ

二人暮らしの世帯において毎日お風呂に入ると、ガス代は都市ガスで5,490円、プロパンガスでは10,200円が相場となります。

家計の負担を抑えるためには、二人の入浴時間を合わせる工夫や、節水タイプのシャワーヘッドへの交換、浴槽の温度を保つグッズの活用などが効果的です。また、日々の入浴習慣だけでなく、契約しているガス会社やプランを見直すことも重要です。

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