浴室乾燥でガス代が高くなる理由は?原因と節約方法を解説
雨の日や花粉の季節に便利な浴室乾燥機ですが「思ったよりガス代が高い」と感じる人も多いのではないでしょうか。この記事では、浴室乾燥機のガス代が高くなる理由やガス式・電気式の違い、節約のコツを分かりやすく解説します。浴室乾燥機を使用しながらガス代を節約したい人は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること/解決できること
- 戸建または分譲マンションに住むファミリー層の世帯主
- 新居への入居や住み替えをきっかけに、都市ガス契約を検討している人
- 光熱費の見直しや生活サービスの一括管理をしたい人
目次
浴室乾燥のガス代が高いと感じる理由
浴室乾燥機のガス代が高いと感じる理由としては、長時間の稼働や乾きにくい環境での使用があげられます。
浴室乾燥の使用時間が長いから
浴室乾燥のガス代が高くなる大きな原因は、稼働時間に比例してガス消費量が増えることです。3時間や4時間と連続して使用すればその分だけ料金は蓄積されます。例えば必要以上にタイマーを長く設定して放置した場合、毎月のガス料金に大きな影響を与えます。
洗濯物の量が多く乾燥に時間がかかるから
一度に大量の洗濯物を浴室内に干した場合、温風が全体に行き渡らなくなり乾燥効率が低下します。衣類が密集していると湿気がこもりやすく、完全に乾くまでに多くの時間が必要です。ガスを消費する時間が長くなることに比例して、月間のガス代が高くなります。
浴室乾燥機にかかるガス代の計算方法
ガス式浴室乾燥機のガス代は、ガス使用量とガス料金単価から計算できます。計算式は以下のとおりです。
ガス代=ガス使用量(㎥)×ガス料金単価(円/㎥)
ただし、実際のガス料金単価は契約しているガス会社や料金プラン、原料費調整額などによって変動します。浴室乾燥機にかかるガス代を正確に把握したい場合は、検針票やガス会社の料金表を確認した上で計算することが大切です。
浴室乾燥機のガス代に差が出るポイント
浴室乾燥機にかかるガス代は、いつでも一定というわけではありません。使用する環境や契約しているエネルギーの種類によって、効率や料金に大きな違いが生じます。
地域や季節による違い
冬場は外気温や水温が低くなるため、熱源機が空気を温める際により多くのエネルギーが必要です。さらに冬は衣類自体の生地が厚く乾きにくいため、同じ条件でも春や夏に比べて稼働時間が延びる傾向にあります。寒冷地や冬の時期は給湯器にかかる負荷が増大して、ガス代がやや高くなります。
燃料タイプによる違い
契約しているガスの燃料タイプが「都市ガス」か「プロパンガス(LPガス)」かによって、基本料金や従量料金の単価が異なります。一般的にプロパンガスは都市ガスよりも料金単価が約1.8〜2倍高く設定されていることが多いため、同じ時間使用してもガス代に差が出ます。
浴室乾燥のガス代の節約方法
ガス代が高いと感じやすい浴室乾燥機ですが、工夫次第でガス代を大幅に節約できます。
洗濯物の間隔を空ける
洗濯物を干す際は、衣類同士の間隔を数センチメートル程度あけて風が通り抜ける隙間作りが重要です。隣り合う衣類が密着していると湿気がこもり、乾燥までに余計な時間がかかります。
温風がそれぞれの衣類に効率よく当たる環境を整えれば、全体の乾燥時間が大幅に短縮され、消費するガス代の削減につながります。
浴室の水滴を減らして効率を上げる
浴室乾燥機を使用する前に浴室の壁や床、浴槽に残った水滴をタオルで拭き取っておきましょう。浴室内に余計な水分が残っていると、乾燥機が衣類だけでなく壁や床の水分まで同時に乾かそうとするため、余分にエネルギーが必要です。あらかじめ浴室内の水滴を減らすことで、浴室乾燥機を衣類の乾燥に集中させられます。
フィルターを掃除する
浴室乾燥機のフィルターにほこりが溜まると、吸気量や排気量が落ちて乾燥効率が著しく低下します。空気の循環の悪さは、設定時間内に洗濯物が乾ききらずに再稼働が必要となる原因です。
定期的にフィルターを掃除して目詰まりを解消すれば、本来のパワフルな風量を維持して短時間で乾かせます。
タイマー機能を活用する
洗濯物の量や生地の種類に応じてタイマーを適切に設定し、必要以上の運転を防ぎます。洗濯物がすでに乾いているにもかかわらず運転を続けた場合、その分のガス代が無駄になります。自動で運転が止まるタイマー機能を徹底して活用することで、無駄な消費を抑えられ、節約効果を得られるでしょう。
浴室乾燥を使用するメリット
浴室乾燥機にはコストがかかるものの、電気式や天日干しにはない多くのメリットがあります。
衣服にしわが付きにくくなる
浴室乾燥機は衣類をハンガーに掛けた状態で、上部から吊るして温風を吹き付けます。洗濯機に搭載されている回転式の乾燥機能とは異なり、衣類同士が擦れたり絡まったりする心配がありません。生地が傷みにくく、アイロンがけの手間も減らせます。
また、シャツやブラウスなど型崩れしやすい衣類も状態を保ちやすく、お気に入りの服を長く着用したい方にも適しています。
臭いが発生しにくい
生乾き臭の原因である雑菌は、洗濯物が湿っている時間が長くなるほど繁殖しやすくなります。ガス式の浴室乾燥機は高火力の温風によって短時間で水分を蒸発させるため、菌の増殖を抑制できます。雨の日や夜間の洗濯でも、部屋干し特有の不快な臭いが発生しにくくなります。
また、外干しが難しい花粉の季節や梅雨時期でも安定して乾燥できるため、天候に左右されず清潔な状態を保ちやすいのもメリットです。
浴室のカビや湿気を防止できる
乾燥機能を稼働させることで、衣類だけでなく浴室の壁や床、天井に溜まった水分も同時に素早く乾燥させます。カビが繁殖しやすい高温多湿な環境を根本から解消できるため、カビ取り掃除の回数を大幅に減らせます。
日々の浴室掃除の負担を軽減できるだけでなく、浴室全体の衛生状態を清潔に保ち続けられる点がメリットです。
ガス式と電気式の浴室乾燥機の料金を比較
浴室乾燥機にはガス式と電気式の2種類があり、ランニングコストの構造が異なります。それぞれの特徴と具体的な料金を比較します。
ガス式浴室乾燥機の1時間あたりのガス代
ガス式浴室乾燥機の1時間あたりのガス代の目安は、都市ガスで約45円、LPガスで約48円です。ガスで温めた温水の熱を利用してパワフルな温風を送り出すため、立ち上がりが早く、浴室全体を短時間で効率よく乾燥できます。
電気式浴室乾燥機の1時間あたりの電気代
電気式浴室乾燥機の電気代は、消費電力と電気料金単価から計算できます。
例えば消費電力量が1.2kWhの浴室乾燥機を使用し、電気料金単価を31円/kWhとした場合、1時間あたりの電気代は約37円です。
電気式はヒーターで温風を作り出す仕組みで、ガス式と比較すると乾燥に時間がかかる傾向があります。一方で、ガス配管が不要なため導入しやすい点が特徴です。1時間あたりの光熱費はガス式と大きな差はありませんが、乾燥時間によって1回あたりの費用は変動します。
毎日使った場合の月額コストの違い
浴室乾燥機を毎日2時間使用した場合、月額コストの目安はガス式で約2,700~2,880円(1時間あたりのガス代が都市ガスで約45円・LPガスで約48円の場合)、電気式で約2,220円(1時間あたりの電気代が約37円の場合)です。
1時間あたりの光熱費を比較すると、今回の条件では電気式の方がやや安くなります。ただし、実際の費用は使用時間や洗濯物の量、機器の性能によって変動します。そのため、月額コストを比較する際は、1時間あたりの光熱費だけでなく、乾燥にかかる時間もあわせて確認することが大切です。
家庭環境によっては他の乾燥方法も検討しよう
ライフスタイルや洗濯物の量、同居する家族の人数によっては、浴室乾燥機以外の乾燥設備を選択した方が効率的な場合があります。
ドラム式乾燥機
洗濯から乾燥までを一元管理できるドラム式洗濯乾燥機は、家事の時間を大幅に短縮できます。ヒートポンプ式の機種であれば電気代を抑えやすく、天候に左右されずに大量の衣類を効率よく乾かせます。
また洗濯終了後にそのまま乾燥まで完了するため、洗濯物を干したり取り込んだりする手間がかかりません。
エアコン
部屋干しをする際は、室内のエアコンの「衣類乾燥モード」や「除湿機能」を活用する方法が有効です。サーキュレーターを併用して風を循環させることで、室温を適切に保ちながら衣類の湿気を素早く取り除き、コストを抑えて乾かせます。
浴室乾燥機やドラム式乾燥機と比べて、家庭でも実践しやすく、初期費用をかけずに乾燥効率を高められるのがメリットです。ただし、湿度が高い日には乾くまで時間がかかる場合があります。
浴室乾燥のガス代・電気代に関するよくある疑問
浴室乾燥機を導入または利用する際に、気になるのが使用時間や機能についてです。最後によくある質問について解説します。
浴室乾燥は何時間使うべき?
洗濯物の量や生地の厚さによって異なりますが、一般的な量であれば浴室乾燥は2時間から3時間の稼働が目安です。完全に乾ききる手前でタイマーが切れるように設定し、残りは予熱や換気機能で仕上げることで、無駄なガス代・電気代の発生を防げます。
24時間換気を併用すると電気代は上がる?
24時間換気を常時稼働させていても、消費電力は非常に小さいため、電気代は1か月あたり数十円から数百円程度です。浴室乾燥機の使用中も併用することで、浴室内の湿った空気が効率よく排出され、乾燥時間の短縮につながります。
ガス契約会社やプランの変更もおすすめ
浴室乾燥機にかかるガス代を根本から見直したい場合は、ガス会社や料金プランの変更もおすすめです。2017年のガス小売全面自由化に伴い、ライフスタイルに合わせたプラン選択が可能になりました。
特にプロパンガスの利用や、都市ガスの標準プランを継続している家庭では、他社へ切り替えるだけで単価が下がる可能性があります。電気とのセット割引なども活用すれば、毎月の固定費を効率よく削減できます。
まとめ
浴室乾燥機は便利な反面、使い方によってはガス代や電気代が高くなりやすいため、運転時間や干し方を工夫することが大切です。さらに毎月の光熱費を見直したい場合は、ガス会社や料金プランの変更も検討してみましょう。
ガスワン(Gas One)ではLPガスや都市ガスに加え「エネワンでんき」や宅配水「ウォーターワン」などのサービスも展開しており、ライフスタイルに合わせて選べます。都市ガスと電気をまとめて契約できるため管理がしやすく、サポート体制が充実しているのも魅力です。
光熱費の節約を考えている人は、ぜひガスワン(Gas One)をご利用ください。





