ガス代が高いときの見直しポイント!家庭での節約術やガス会社の選び方も解説

更新日:2026年7月30日
ガス代の見直しをするイメージ

毎月のガス代が高く、家計の負担に悩んでいる人は多いでしょう。ガス代を効果的に削減するには、世帯ごとの平均価格を把握した上で、日々の使い方や契約内容を見直すことが大切です。本記事では、家庭で実践できる具体的な節約術や、最適なガス会社の選び方を分かりやすく解説します。

この記事でわかること/解決できること

  • 戸建または分譲マンションに住むファミリー層の世帯主
  • 新居への入居や住み替えをきっかけに、都市ガス契約を検討している人
  • 光熱費の見直しや生活サービスの一括管理をしたい人
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目次

【世帯別】ガス代の平均価格

総務省の「家計調査2025」によると、世帯人員数別の1か月あたりにおけるガス代の平均額は以下の通りです。

世帯人数 平均ガス代(月額)
1人世帯(単身)2,999円
2人世帯4,663円
3人世帯5,096円
4人世帯5,112円
5人世帯4,877円
6人以上世帯5,361円

出典:総務省 家計調査2025

1人暮らしの平均は月2,999円ですが、2人世帯になると4,000円を超え、3人以上の世帯では5,000円前後で推移する傾向があります。自宅のガス代がこれらの平均額を大きく上回っている場合は、ガスの使い方や契約内容を見直してみましょう。

ガス代が高いと感じたときの5つの見直しポイント

ガス代が高いと感じた際に見直したい点は、おもに以下の5つです。

1. 自宅でのガスの使い方

ガス代が高くなるおもな原因として、毎日のガスの使い方が挙げられます。特に、お風呂の追い焚き回数が多い場合や、シャワーを流しっぱなしにしている場合は、ガスの使用量が急激に増加します。

また、キッチンで必要以上に強い火力を使用することも、無駄なガス代を発生させる要因です。まずは、日々の生活のなかでガスを過剰に消費していないか、行動を振り返ることが大切です。

2. 使用しているガスの種類(プロパンガス・都市ガス)

家庭で使用されるガスは、プロパンガスと都市ガスの2種類です。

プロパンガスは、各家庭にガスボンベを配送する仕組みなので、人件費や配送コストが発生します。そのため、地下のガス管を通じて供給される都市ガスと比較して、料金が約1.8〜2倍高くなる傾向にあります。

まずは、自宅でどちらのガスが使用されているかを確認してみましょう。

3. 給湯器

家庭で使用するガスのうち、7〜8割が給湯によって消費されます。古い給湯器は熱効率が低下して、無駄なガスを消費している可能性があります。同じ給湯器を長年使い続けている場合は、省エネタイプの給湯器(エコジョーズ)に交換するとガス代を約13%削減できるでしょう。

参考:リンナイのエコジョーズが選ばれる理由|Rinnai

4. 料金プラン

ガス会社によっては、ガスの使用量が多い家庭向けのプランや、床暖房・ガス温水機器を設置している家庭を対象とした割引プランなどを提供している場合があります。

自身のライフスタイルや住宅設備に合致した料金プランを選ぶと、基本料金や単価が下がり、ガス代の削減につながるでしょう。

5. ガス会社

ガス代が高い場合は、ガス会社を乗り換えるのも手段のひとつです。現在のガス会社よりも基本料金や従量料金の単価が低い会社に切り替えるだけで、毎日の生活習慣を変えることなくガス代を大きく削減できる場合があります。

ガスの使用量を減らす方法

ここからは、暮らしのなかでガスの使用量を減らす方法を解説します。

お風呂でのガスの節約術

家庭内でも特に多くのガスを消費するお風呂では、少しの工夫で大きな節約効果が期待できます。

追い焚きの回数を減らす

お風呂のガス代を削減するためには、追い焚きの回数を減らすことが大切です。浴槽のお湯を追い焚きする回数が多いと、その分ガス代がかさんでしまいます。家族で暮らしている場合は、なるべく間隔を空けずに入浴すると、追い焚きの回数を最小限に抑えられます。

シャワーの時間を短縮する

シャワーを必要以上に流しっぱなしにすることも、ガス代が上がる原因のひとつです。体や髪を洗っているときは、こまめにシャワーを止める習慣をつけましょう。1人ひとりが意識してシャワーの時間を短縮すれば、ガス代と水道代を同時に削減できます。

給湯温度やお湯の量を調整する

給湯器の設定温度を高く設定していると、その分多くのガスを消費します。例えば、設定温度を数度下げるだけでも、年間ではガス代の大幅な削減につながります。また、浴槽の湯量を適切に設定することも有効です。

節水タイプのシャワーヘッドに交換する

シャワーヘッドを節水タイプのものに交換すると、30%から50%の節水効果を期待できます。これにより使用するお湯を自然と減らすことができ、水道代とガス代を削減可能です。

また、手元のボタンでこまめにお湯を止められる機能付きの製品を選ぶと、さらに高い節約効果が期待できます。

キッチンでのガスの節約術

キッチンでの調理や洗い物をする際も、ちょっとした心がけでガスの使用量を抑えられます。

なるべく強火にしない

ガスコンロで調理をする際、炎が鍋の底からはみ出るほどの強火に設定すると、熱が逃げて余計なガスを消費してしまいます。炎の強さは鍋底の幅に収まる「中火」にとどめると、効率よく熱を伝えることが可能です。

また、鍋底に水分が付着していると余計なエネルギーを消費するため、拭き取ってから調理を始めましょう。

電化製品を活用する

全て調理工程をガスコンロで行うのではなく、電化製品を上手に活用するとガスの使用量を減らせます。例えば、野菜の下ゆでや加熱を電子レンジで行えば、ガスの使用時間を短縮可能です。

また、汁物や煮物などを作るときは、電気ケトルや電気ポットで沸かしたお湯を鍋に移して調理すると、ガス代の節約につながります。

洗い物には水かぬるま湯を使用する

キッチンで食器を洗う際、設定温度を高くしているとその分ガス代がかさみます。油汚れが少ない場合は水を使用するか、給湯器の設定温度を低めのぬるま湯に調整すると、ガスの消費量を抑えられます。また、食器を洗う時間を短縮することも大切です。

ガスコンロをこまめに掃除する

ガスコンロをきれいに保つことも、ガスの節約に効果的です。ガスコンロのバーナー部分に目詰まりや汚れがあると、熱効率が低下して余計なガスを消費してしまいます。バーナーの穴をブラシなどで掃除して目詰まりを解消すると、本来の強い火力を維持できます。

暖房器具のガスの節約術

冬場に活躍するガスファンヒーターなどの暖房器具も、工夫次第でガスの消費量を抑えられます。

サーキュレーターを使用する

温かい空気は、部屋の上部に溜まりやすい性質があります。そこで、サーキュレーターを併用して空気を循環させると、部屋全体を効率よく温められるため、無駄なガスの消費を抑えられるでしょう。

タイマー機能を活用する

暖房器具をついつい長時間使ったり、就寝時に消し忘れたりすると、ガスを余計に消費してしまいます。暖房器具を使用する際はタイマー機能を活用し、必要な時間だけ運転させることが大切です。

設定温度を低めにする

暖房器具の設定温度を必要以上に高くすると、ガスの消費量が増加します。設定温度を1度下げるだけでも、5〜10%のガス代を削減できます。

一般的に、冬場の室内の推奨温度は20度とされているので、設定温度の目安としてみましょう。また、厚着をするなど、暖房器具に頼りすぎずに暖かく過ごす工夫も重要です。

ガス会社を見直す際のチェックポイント

ガス会社を切り替える場合は、料金だけでなく複数のポイントをチェックすることが大切です。長期的なメリットや利便性も考慮して、新しい契約先を選びましょう。

ガス料金

ガス会社を選ぶ際は、基本料金だけでなく従量料金も含めて比較することが重要です。ガス会社によっては基本料金が安く設定されているプランや、ガスの使用量に応じて従量料金の単価が段階的に下がるプランなどが存在します。

それぞれの家庭におけるガスの消費量からシミュレーションし、ガス代が最も安くなる会社を探してみましょう。

電気とのセット割引の有無

ガス会社を選ぶ際は、電気とガスのセット割引が提供されているかを確認することも大切です。ガス会社によっては、電気とガスをまとめて契約することで、毎月の料金から一定額が割り引かれるサービスを提供している場合があります。

光熱費の支払いが一本化されることで、家計管理が簡素化される点もメリットです。

サポート体制

ガス会社を選ぶ際は、トラブル発生時のサポート体制を確認することが重要です。例えば、ガス漏れや機器の故障といった緊急事態に対して、24時間365日体制で迅速に対応してくれる会社であれば、安心して利用を続けられます。

また、問い合わせ窓口のつながりやすさや、点検などのアフターサービスの充実度も、事前に確認しておきたいポイントです。

ガス会社を変更する流れ

ガス会社を変更する流れは、おおむね以下の通りです。

1.新しく契約したい会社へWebサイトや電話から申し込む
2.現在契約中のガス会社の解約手続きをする
3.切り替えの日程が決定したのち、自動的に新しい会社からの供給へと移行する

また、切り替えの申し込みから実際に新しい会社での供給が開始されるまでには、一般的に数週間から1か月程度かかるので注意が必要です。

まとめ

世帯人数別の平均額と比べてガス代が高い場合は、ガスの使い方や契約内容を見直すことが重要です。入浴や調理、暖房器具の使用時などにちょっとした工夫を積み重ねるだけでも、ガスの使用量を抑えることができます。

さらに、必要に応じて料金プランの変更や、ガス会社の切り替えを検討することも大切です。それぞれの状況に応じて、ガスのまわりのさまざまなことを見直し、毎月の光熱費を効率よく削減しましょう。

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